商品の紹介 – ユニバーサルデザインの Three Rivers

HOME
商品の紹介

`楽勝ボタン・前あきストレッチシャツ`

片手でボタンは難しい ? いえ、楽勝です！

シャツの着脱は面倒？
肩が痛い、手がしびれる、麻痺がある…など様々な理由で被る服が着られない。
だけど前あきシャツは着脱が面倒…。着替えに時間をかけたい人はいません。

前あきシャツ着脱が面倒な理由に
1 袖に通しづらい
2 ボタンが掛けづらい
などがあげられます

1 袖の通しづらい点は具体的にどんなところですか？
シャツにはどんな原因がありますか？

袖の通しづらい理由をシャツの理由に変えてみると改善点が浮き出てきます。

袖に通しづらい点を改善すると…

このように袖に通しやすいシャツの形ができました。

改善後のシャツ

2 ボタンのかけづらい点は具体的にどんなところですか？
シャツにはどんな原因がありますか？

ボタンをかけづらい理由をシャツの理由に変えてみると改善点が浮き出てきます

ボタンのかけづらい点を改善すると…

このように、かけはずししやすいボタンの形ができました。

改善後のボタン

着脱の面倒な点、袖の通しづらさとボタンのかけづらさを改善する事で大変着やすくなりました。
手が痛い、しびれる、動きづらい、麻痺などの症状のある方、不器用、面倒くさがりな方の着替えのストレスを省きます。
手を上にあげず着脱可能、ボタンも片手でかけはずしできる仕様です。

着脱の面倒な点を改善

シャツを着たまま肘を内側へ。一時的に手を保護、活動的な日常生活が期待できます。

ご家族の感想
「柔らかい」「伸びる」「肌触りがよい」などの他、「介助が不要になる」「自立の助けになる」「家族も助かる」などの感想をいただきました。

生活を共に
着脱が面倒なせいで外出意欲をなくしていた方、仕事に着るシャツ選びに困っていた方の着替えを楽にし「思い立った時の外出」にお供する「楽勝ボタン・前あきストレッチシャツ」です。

着方動画はこちらから
https://rrrivers.com/rakushobuttonwear/

（ユニバーサルファッション協会推奨商品、IAUD国際デザイン賞2021銅賞受賞、大阪製ブランド2022、大阪地域代表商品）　

ショップ
https://rrrivers.official.ec/categories/5864285

楽勝ボタン・前あきストレッチシャツ着方動画

`名札も楽勝！`

名前と名札
入学して初めて先生やお友達に名前を呼ばれたとき。
それは慣れない教室が居場所へ変わる瞬間ではないでしょうか。
名前を呼んでもらうことはそれほどに貴重で、絆を深める手段でもあります。
1年生の名札は、平仮名でしっかりフルネームが記載されており、ひとりひとりの大切な役割を果たそうとします。

苦労
しかし、近頃は登下校時に名札を外すために、名札の安全ピンの操作に苦労するという声を聞くようになりました。
子どもはまだまだ不器用で、できないことがあってあたりまえ。
チャレンジしたくても実際の思いは「危ない」「難しい」…。

▽安全ピンが危ない
・針を手に刺さしてしまうことがある。
・勢いあまって針を胸に刺してしまうことがある。

▽安全ピンが難しい
・安全ピンを開ける時、閉める時、指先のピンポイントに力がいる。
・指先の力を微調整して針をコントロールしなければならない。
・衣類を2枚着ていても上の1枚だけに針をさし、もう一度裏から針を刺して表に出す、この見えない部分も予想しなければならない。

安全ピンは使い慣れていない子供にとっては想像以上に難易度が高く、そして怖いものです。

安全ピンの針を使わない
安全ピンの針を使わず名札を付けることができれば不器用な子供でも安心です。
引っかけるだけで使える留め具は「危ない」「難しい」の悩みを解決することができます。

「やってみたい」から「できたよ」へ…。
学校で120％の力を出して頑張っている子供たちが、名札の付け外しまで苦労しないよう、楽しみながら使える留め具を設計しました。

安全ピンができなくても大丈夫！
名札も楽勝！で、安全安心なチャレンジを応援します。

「名札も楽勝！」　使用動画　　
https://rrrivers.com/nafudamorakusho/　

ショップ
https://rrrivers.official.ec/categories/5895007

`包んで楽勝！`

発達障害、知的障害の子供たちの未来につなげる結べる風呂敷

モノと成長
市場にはたくさんのモノが並び、眺めていると「昔、これで遊んだなぁ」「自分の子供に使わせてあげたいなぁ」と様々な思いにあふれます。
子どもたちはモノを使いながらいつの間にか器用になっていきます。
子どもの成長にはモノが欠かせませんが、せっかく興味を持っても扱えないケースがあることを忘れてはなりません。
興味のあるモノに出会っても、誰しもそれが使えるとは限らないのです。
誰も取り残さない社会を目指しているものの、まだまだ入りこめていないところがあるのです。

【例】

このミスマッチは一体どこからやってくるのでしょうか。

それは、健常者（平均的な発達の子供）が使うための商品作りをしているからです。

「発達がゆっくりの子の人数が少ないから仕方がない…。」

それだけではありません。
障害のある子には使えない。使えるモノの中から選ぶしかない。
そのように社会が認識している部分があるのです。

モノが使えない悪循環

このように、興味のあるモノが使えずチャンスを逃したままでいると未来の成長も逃してしまいます。
モノが使えない時、何かを代用するだけではなく、モノが人へ近づく工夫も大切です。

風呂敷の結びは難しい？
一般的に布の結びは難しいと思われがちです。
しかし、実は想像より難しくありません。
間違えやすいポイントを押さえれば意外と簡単に結べます。

そこで、間違えやすいポイントを見えるようにデザインしてみました。
布そのものにデザインを、またそのデザインならではのルールがあるため、動画の通りにすると遊び感覚で結びを覚えることができます。

風呂敷のデザインに頼ると、発達障害、知的障害の子供たちの強みでもある視覚情報から覚える力が大いに引き出されるのです。
結び方のワークショプを行った際は、結びができなかった自閉症のお子様が3回目で結べるようになり、4回目は誰にも声を掛けてもらわず、ひとりで成し遂げることができました。終了後には開催場所を往復して挨拶してくれました。

モノに興味を持った時、最初からうまく扱える人はいません。
上達がゆっくりな人にも、分かりやすい商品作りをすることで、力が発揮されるのです。

悪循環から抜け出す図